客先常駐

IT業界の闇。客先常駐(SES)がなくならない4つの理由【自社開発がオススメです】

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今回はIT業界の闇とも言うべき、客先常駐(SES)がなくならない理由について解説します。

✅下記のことが知りたい人向け

・客先常駐(SES)が、IT業界の闇と言われている理由
・客先常駐(SES)がなくならない理由
・客先常駐(SES)からの脱出方法

上記の通り。

この記事を読むと、客先常駐(SES)がなくならない理由について、理解できますので、是非ご覧ください。

客先常駐(SES)とは

客先常駐(SES)とはシステム・エンジニアリング・サービスの略で、ITエンジニアの労働力をユーザ(客先)に提供する契約形態のことです。

「自社のITエンジニアを、一カ月に150時間分貸し出すから、60万円を報酬としてくださいね~」といったイメージになります。

多くのSESエンジニアは「数カ月~数年」単位で、客先が変わり、新しい現場で働きます。

派遣元(自社)で働くことはほとんどなく、客先に直行・直帰する為、帰属意識がなくなるなどのデメリットもあります。

客先常駐(SES)が、IT業界の闇と言われている理由

客先常駐(SES)が、「IT業界の闇」と言われているのは、なぜなのでしょう。

✅客先常駐の闇

・40代以上はクビになりやすい
・給料が上がりづらい
・深い知識を得られない

上記の通り。

それでは見ていきましょう。

40代以上は、クビになりやすい

客先常駐(SES)は、年齢が高くなると、下記のことが原因で、クビになる可能性があります。

・受け入れ先の減少
・給料と単価が釣り合わなくなる

受け入れ先の減少

40代以上になると、「学ぶ力の低下」や「単価の上昇」等の理由で、面談に通りにくくなってきます。

常駐先が決まっていないエンジニアは、売り上げを発生させない為、企業としては邪魔な存在です。

しかし、企業に所属している以上は、エンジニアとしての給料を渡す必要があり、会社としては赤字を出し続けることになります。

結果として、企業は自宅待機を命じたり、最悪の場合クビにするのです。

給料と単価が釣り合わなくなる

40代以上になると、今までそれなりに昇給もあり、給料も上がっているはずです。

その為、企業としては給料以上の高単価を、SES契約で結ぶ必要があります。

しかし、40代以上のエンジニアは、「学ぶ力」が低下している為、実際には「高単価を狙えないエンジニア」という辛い現実。

その為、企業としても、高単価での契約は叶わず、給料と単価が見合っていない状態になるのです。

給料が上がりづらい

客先常駐(SES)は、客先で労働した対価として報酬が貰えます。

ここで注意して頂きたいのが、客先で出した成果物ではなく、労働時間にお金が払われる点です。

客先と自社で「うちの人材を160時間あなたに貸し出すので、70万円払ってください」と契約を交わすようなイメージ。

その為、客先であげた成果の大きさに関わらず、自社に払われる額は一定になります。

察しが良い方はわかると思いますが、これでは中々年収・給料が上がりづらい現実があります。

スキルアップに限界がある

客先常駐(SES)の仕事内容は、プログラミングやテストなどの下流行程が中心です。

その為、設計や要件定義などの上流工程のスキルが付かず、自分の市場価値を高めることが出来ません。

下流行程に関しては、「学ぶ力」がある、若いエンジニアの方が優秀で、年齢が高くなるほど付いていけなくなっていきます。

その為、「上流工程スキル」や「マネジメントスキル」を付け、スキルアップしていくことが重要になっていくのです。

エンジニアとして成長するには、自社開発企業に行くのが一番だよ

客先常駐(SES)がなくならない4つの理由

未だに客先常駐(SES)がIT業界から、なくならないのには、ちゃんとした理由があります。

客先常駐(SES)がなくならない4つの理由

・定期的な売り上げが確保できる
・成果物への責任がない
・大企業に需要がある
・低資本から始められる

上記の通り。

それでは見ていきましょう。

定期的な売り上げが確保できる

客先常駐(SES)では、エンジニアを企業に派遣して、報酬を貰う仕組みな為、一カ月ごとに定期的な収入が期待できます。

一方、自社開発や請負開発を事業の中心としている企業の場合、成果物を完成させないことには、報酬は入ってきません

その為、どんなに大きな報酬が貰える案件であろうと、開発に長期間必要だった場合、資金が底をつき、倒産してしまう可能性があります。

もし、開発期間が1年だった場合、その間の人件費などは、当然企業が払っておく必要があります。
その為、1年間収益がない状態でも耐えられる資本力が必要なのです。

資本力がある大企業などは、問題ないのですが、IT企業の9割は中小企業
当然、長期間収益がない状態に耐えられる企業は少なく、定期的な収入が期待出来るSES事業を中心としているのです。

また、成果物を完成させたとしても、ユーザの希望したシステムと異なっていた場合、報酬が支払われない可能性もあります。

その為、安定的な収入が期待できる客先常駐(SES)の需要が、より加速するのです。

大儲け出来ないけど、リスクも少ないから、SES事業をやっている企業は多いんだ

成果物への責任がない

客先常駐(SES)は準委任契約の為、成果物を完成させる責任はありません。

極端なことを言うと、エンジニアが客先の売り上げに貢献しなくても、ちゃんと働いてさえいれば、報酬は貰えるのです。

成果物への責任はないことは、客先との支払いトラブル回避にも繋がります。

例えば、客先常駐(SES)の契約期間内にシステムが完成しなかった場合です。

客先として、成果物がない為、売り上げには繋がりません。

しかし、派遣元にはエンジニアを借りた労働時間分の報酬を支払う必要があります。

一方、「成果物に対して、報酬を支払う」という契約だった場合、成果物が完成していないと、報酬が支払われないことになります。

その為、派遣元としては、「報酬を受け取らない or SES契約期間の延長」という選択肢しかなくなり、トラブルの種になるのです。

大企業に需要がある

客先常駐(SES)がなくならない理由に、大企業の需要が大きいことが挙げられます。

大企業は自社開発や請負開発を中心にしており、新しいプロジェクトが始まるたびに、エンジニアの増員が必要です。

そんな時に重宝されるのが客先常駐(SES)。
エンジニアを貸し出す事業の為、大企業にとっては非常に便利な仕組みなのです。

一方、「社員を多めに雇って、プロジェクト進めればいいんじゃないの?」と思った人もいるでしょう。

しかし、「社員を多めに雇う」というのは、下記のリスクが付きまといます。
・プロジェクトがない時は、人が余る
・簡単に解雇できない

プロジェクトがない時は、人が余る
プロジェクトがない時は、与える仕事がなかったとしても、給料を払い続けなければいけません。
当然、その間は赤字を出し続けることになる為、会社としてはなるべく避けたいのです。
簡単に解雇できない
このリスクは会社の事業が好調で、仕事が次々舞い込んでくるときは問題ありません。
しかし、世間の不況などで、仕事が少なくなってきた場合、エンジニアの人余りが発生します。
 そのような時、社員をすぐ解雇できれば、会社としても損失が少なく済みます。
しかし、今の日本の法律上、社員を簡単に解雇することが出来ないのです。

上記の理由によって、大企業からの需要がなくならないのです。

低資本から始められる

客先常駐(SES)はエンジニアを派遣する仕組みな為、必要な資金のほとんどは「エンジニアの給料」になります。

自社開発や請負開発の場合、給料の他にパソコンや開発ツールなどの初期費用が必要です。

一方、客先常駐(SES)では開発の為に必要なIT器具・ツールは、客先に用意されているため、購入する必要はありません。

「低資本から始められる」というのは「参入障壁が低い」ことに繋がります。

その為、多くの企業がSES事業を始めようとするのです。

客先常駐(SES)エンジニアには、ならない方が良い

客先常駐(SES)はIT業界の闇とも言える、契約形態です。

SESエンジニアとして、働いていると現在から将来にかけて、多くの後悔をするでしょう。

というのも、SESには多くのデメリットがあるからです。

客先常駐(SES)のデメリット

・勤務先がよく変わる
・自社の社員に繋がりがない
・仲良い人が出来ない
・プログラマー・SE35歳定年説
・マネジメント能力がつかない

上記の通り。

将来のことを考えるのであれば、一刻も早く転職した方がいいでしょう。

なるべく、早いうちに行動することが、客先常駐(SES)から脱出する一番の近道です。

ホワイト企業に転職する方法

結論から言いますと、転職エージェントを使うのが一番の近道です。

転職エージェントではあなたにあった求人をプロが選別して紹介してくれます。

もちろん客先常駐(SES)じゃないIT企業を希望でしたら、その旨を担当に伝えると、希望に沿った企業を紹介してくれるはずです。

また、企業ごとの面接対策や年収交渉など様々なサービスを全て無料で行ってくれます。

無料なのには理由があり、簡単に言うと、採用した企業側からお金が支払われるからです。

その為、求職者はお金を気にせず転職エージェントのサービスを受けることが出来ます。

行動しなければ、ホワイトな仕事は見つかりません。

仕事は人生を決める大事な選択ですから、一度登録してプロの意見を聞いた方がいいでしょう。

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