✅下記のような人向け
・スキルアップの方法が知りたい方
SEはスキルが必要とされる職種です。
Java言語やDBの知識など、会社によって必要なスキルも様々でしょう。
そんな中、どのようなSEにも、身に着けていかなければならないスキルがあります。
今回はSEとして必要なスキルについて解説します。
目次
SEに必要なスキル
✅SEに必要なスキル
・業界知識
・マネジメントスキル
上記はSEにとって、必要なスキルになります。
これら全てのスキルを極めていくことが、あなたのステップアップにも繋がるのです。
IT技術・知識
システムに関する基礎的なIT技術・知識がSEには必要不可欠です。
システムのことに関する知識がないと、見積もりの時に「どのくらい時間がかかるか」「どのくらいのエンジニアが必要か」予想できません。
その為、正しい見積もりを出せずダメなSEとしてのレッテルを貼られてしまいます。
幅広いIT技術・知識が必要な訳ではありませんが、自分が関わるプロジェクトの技術・知識ぐらいは知っておかないと厳しいです。
また「SEにプログラミングの知識は不要」と書かれているサイトもありますが、そんなことはありません。
確かにプログラマーのことを考えないSEになりたいのであれば、プログラミング技術は必要ないです。
しかし、それではどのくらいでコーディングを終わらせられるかわかりませんよね。
無茶なスケジュールを組んでしまい、炎上案件となってしまう可能性も。
その点、プログラミング技術も兼ね備えているSEだと、コーディング工数も正確に予想することができ、見積もりも妥当なものが作れるのです。
業界知識
SEはユーザの業界知識も必要です。
業界知識とはIT業界のことではなく、他分野の知識になります。
ユーザが銀行だった場合は金融、工場だった場合は生産管理の知識などになります。
業界知識がないと、他業界のシステムを開発する時に全ての疑問点をユーザに確認することになり非常に手間がかかります。
一方、業界知識があると、元々知っている部分も多いため、開発がスムーズになります。
また、仕様の理解も容易になるでしょう。
わかりやすいように電卓業界で例えます。
皆さん電卓で「1+1」を計算する時どのように打つでしょうか?
単純に
「1」「+」「1」「=」
と打ち込むと思います。
しかし、業界知識がないと電卓にどのように打ち込めばよいかわからないはずです。
打ち込めないということは、開発もできないということに繋がります。
その為、良いSEは業界知識も豊富なのです。
マネジメントスキル
SEにはプロジェクトをまとめるマネジメントスキルも必要です。
✅SEに必要なマネジメントスキル
・コーチングスキル
・説明力
・意思決定スキル
マネジメントスキルとは上記4つのスキルの複合とも言えるでしょう。
それぞれのスキルがバランスよく備わっていることが「出来るSE」としての道なのです。
プロジェクトの進捗管理
SEはプロジェクトのスケジュールを計画して、予定通り実行させる責任があります。
プロジェクトに関わっているメンバーの進捗管理をし「どのくらい進んでいるか」確認していきます。
もし予定より早く進んでいたら他のメンバーのフォローに入ってもらったり、反対に遅れていたら、フォローしてもらえるように調整します。
メンバーの能力や開発難易度を把握し、納期に間に合うよう調整するのです。
コーチングスキル
プログラマーなどのプロジェクトのメンバーにアドバイスするのも仕事です。
製造(プログラミング)をしているメンバーの中には技術不足で詰まるプログラマーもよく出てきます。
そんなメンバーにはアドバイスや解決方法を提示し、プロジェクトを円滑に進められるようにするのです。
SEとしてのコーチングスキルが低いと、アドバイスが出来ず、思わぬところでつまずいてしまうことも珍しくありません。
説明力
SEはユーザからヒアリングしたシステムについての情報をメンバーに説明するスキルが求められます。
プログラマーはユーザとの要件定義の場には出席しない場合も多く、「仕様を全く知らない」なんてことも珍しくありません。
SEはプログラマーに伝える資料として、設計書を作成するのですが、一度口頭で説明しておく方が後々の仕様理解度も上がるのです。
また設計書だけでは不十分な場合も多くて、結局は「SEから説明してもらうしかない」という状況もありえますよ。
意思決定スキル
メンバーをまとめる役割もあるSEが何かあった時、意思決定できなかったとしたら、メンバーは不安に思うでしょう。
SEには「DBはこの接続方法で良いか?」「ロジックはこの書き方で良いか?」など様々な決定を行います。
意思決定スキルがあるSEの場合は、最適な答えを見つけ、スピーディに物事を進めます。
しかし、意思決定スキルが低いと何事にもモタモタし、メンバーを待たせてしまう状況に陥るのです。
結果的に工数が超過し、ユーザにも迷惑をかけてしまう危険性があります。
スキルがなくても、今後身に着ければ良い
ここまでSEに必要なスキルを解説してきましたが、身に着けていなくてはSEになれない訳ではありません。
入社したての新人などはスキルがなくて当然ですよね。
大切なのは「今後スキルアップすること」であって、「今スキルがないからダメ」という訳ではありません。
もちろんSEに転職する時も、スキルがなくても良いです。
SEとして仕事をしていると、必要なスキルは勝手に付いてきます。
SEがスキルアップするには
✅SEがスキルアップする方法
・技術力が高い企業に転職する
・出来る上司の真似をする
・IT系のセミナーに出席する
上記はSEがスキルアップする為にやるべきことです。
それぞれの意味をしっかり理解して、出来ることから実践してみましょう。
プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールではプロがIT技術について指導してくれる環境が整っており、自分自身の飛躍的な成長が見込めます。
基本的にスクールではプログラミングを学ぶことができます。
スキルアップによって、開発にかかる時間やプログラマーへのアドバイスもスムーズに行えるようになり、赤字案件を出す確率も減るでしょう。
また、スクールによっては現役のITエンジニアも多数在籍しており、設計や要件定義などの上流工程についても学ぶことができます。
しかも様々な企業のエンジニアがいるため、会社毎の仕事の進め方を聞くことができ、多方面に対してのスキル向上が望めるでしょう。
技術力が高い企業に転職する
企業によってはいくら仕事を頑張ってもスキルアップできない場合があります。
人の成長は周りの環境によって大きく左右され、技術力が低い企業で働くとあなた自身も成長できません。
反対に高い技術力をもった会社ではあなた自身のスキルアップも非常に早いでしょう。
まず技術力が高い企業は「これは良い!」という新技術をすぐに取り入れます。
初めて新技術を使うエンジニアは、かなり苦労する可能性もありますが、他のエンジニアでは代えが効かないスキルとなる為、あなただけがもっている専売特許にもなりえます。
また、企業は人が作り出すものですから「技術力が高い企業=社員の技術力が高い」ということです。
周りのエンジニアのレベルが高いと、「もっと頑張ろう!」とモチベーションのアップにも繋がり、よりいっそう努力するようになりますよね。
出来る人の真似をする
自分がSEとしてスキルアップするには「出来る人の真似」をすることが一番の近道です。
あなたの目標とする「出来る人」を見つけ、その人がどのように仕事を進めているのか観察し真似してみましょう。
設計の仕方・スケジュールの立て方などを真似していくうちに、あなた自身が出来る人に近づいていくはずです。
IT系のセミナーに出席する
IT系のセミナーは、自分の知らない技術を教えてくれる場でもあります。
新技術を取り入れることにより、ゴールに向けての手段も増えるため、より効率的な方法での開発が可能です。
またセミナー出席者にはエンジニアも多く、情報交換や自身のモチベーションアップにも繋がります。
スキルがあってもSEからステップアップ出来る企業は限られている
通常、SEのステップアップ先としてPL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)があります。
PLやPMは複数のプロジェクトをまとめる職種でSEの出世先とも言えます。
昇給やIT市場での価値が上昇するため、PL・PMになりたい人も多いはずです。
しかし、企業によってはPL・PMになるのが難しい又は存在しない可能性さえありえます。
PL・PMが存在する企業は複数のプロジェクトを同時に請け負っている会社に限定されます。
その為、客先常駐や社員数が少ない企業にPL・PMは存在しないのです。
SEからのスムーズなステップアップを望むのであれば、ある程度社員数がいて、請負開発又は自社開発をしている企業に勤めなければいけません。
もし、現在の会社がステップアップを望めない環境だった場合、早めの転職を考えた方がいいでしょう。
あなたが努力してスキルアップしても、たいした昇給が望めません。
ホワイト企業はスキルアップ・ステップアップが望める
実はあなたのスキルアップ・ステップアップは「ホワイト企業」が叶えてくれます。
ホワイト企業は資本がしっかりしており、ある程度の利益が出ていることが多く技術力・社員数も多いからです。
その為、あなた自身のスキルアップを望むのであれば、ホワイト企業に転職した方が良いでしょう。
しかし、「ホワイト企業をどうやって見分けるの?」と思った方もいるのでは?
それは大丈夫です。
しっかり下調べを行い、転職活動をすれば就職することができますよ。
詳しくは下記の記事に書いてますので、ご覧ください。
ホワイト企業へ転職するには
自分の力だけで転職活動をしてもホワイト企業に採用されない可能性があります。
結果としてブラック企業で妥協してしまい「転職なんてしなければよかった・・・」となってしまったら最悪ですよね。
その為、ホワイト企業への転職成功率を少しでも上げる為に「転職エージェント」を利用することをおすすめします。
転職エージェントは求職者の転職をサポートしてくれる事業で下記のような様々なサービスを行っています。
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正直多くのメリットがある為、積極的に利用した方が良いでしょう。
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