✅下記ことについて、知りたい方向け
・社内SEの魅力
こういった疑問に答えます。
この記事を読むと、社内SEのやりがいと魅力について、理解できますので、是非ご覧ください。
目次
社内SEの3つのやりがい
社内SEとして仕事をしていると、「やっててよかった!」と思える瞬間があります。
✅社内SEのやりがい
・モノ作りの面白さを感じられる
・上流工程に関われる
上記の通り。
では見ていきましょう。
ユーザから直接、感謝される
通常のSEの場合、ほとんどのIT企業が、2次請け・3次請けで、エンドユーザとの距離が遠く、会わないことさえあります。
その為、システム開発をしても、直接感謝される機会は基本的にはありません。
一方、社内SEのユーザは、自社社員の為、ユーザとの距離が最も近いと言えます。
実際にシステム開発や問い合わせの対応をするとき、ユーザの元に出向いて作業をすることも多い為、直接感謝の言葉が聞けるのです。
また、企業間でお金の取引があるわけじゃないので、感謝の度合いも大きく感じることが出来るでしょう。
モノづくりの面白さを感じられる
社内SEは、単にシステムを設計、導入して終わりというわけではありません。
「システムがどのように役に立っているか」「業務が効率化されているか」を分析し、改善することが求められます。
その為、会社にとって役に立つシステムが「どのようなものなのか」を追求し、反映させていく、モノづくりの面白さを感じることが出来るでしょう。
実際に自分が提案・導入したシステムによって、業務が効率化されると、社内SEを続けて行く為の、やりがいにも繋がりますよ。
上流行程に関われる
IT業界では定番の契約形態である「客先常駐」では、プログラミングやテストなどの下流行程しかやらせてもらえず、上流工程の知識が身に付きません。
これは、請けた仕事が「2次請け」以降なことが原因。
一方、社内SEでは自社社員がユーザな為、回ってくる仕事は「1次請け」確実です。
その為、「要望のシステムをどのように設計するか」を自分で考える楽しさがあり、やりがいにも繋がります。
上流行程を経験することによって、今後のスキルアップが図れ、あなた自身の市場価値を高めてくれる材料にもなります。
また、下流行程は基本的に他社へ委託する為、プロジェクトのマネジメントにも関わることができ、マネージャーとしてのスキルアップも期待できるでしょう。
社内SEの4つの魅力
社内SEとして、働いていると、魅力的なメリットが数多くあります。
✅社内SEの魅力
・勤務先が変わらない
・比較的気楽
・給料が高い
上記の通り。
それでは見ていきましょう。
残業が少ない
社内SEは残業が少ない職種と言えます。
通常のSEだと、ユーザが他社になる為、納期の設定が厳しいです。
というのも、納期が長かった場合、それだけ人件費がかかるから。
その為、ユーザとしてはなるべく短い期間で、システム開発を依頼し、料金を抑えようとしてくるのです。
一方、社内SEの場合、ユーザが自社社員の為、納期がそこまで厳しくありません。
結果として、残業する機会も少なく、定時ダッシュが期待出来るのです。
また、他部署からの問い合わせが多いのも、残業が少ない理由になります。
IT知識のない他部署は「どのくらいの期間で、問題を解決できるか」を予想できません。
その為、社内SEがゆるゆるのスケジュールを設定したとしても、わからないのです。
実際、「すぐに解決出来るけど、来週ぐらいまで引っ張っておこう」といった社内SEも多いですよ。
勤務先が変わらない
IT業界でよく見る「客先常駐」では、プロジェクトが変わる度に、移動・転勤になることも珍しくありません。
早いもので「数カ月」、長くても「数年」で転勤することが一般的で、その度に生活リズムを変える必要があり、ストレスがかかります。
一方、社内SEは自社に対する仕事しかない為、転勤する必要がありません。
その為、定年まで生活リズムを変えずに勤務出来る為、心身にかかる負担も少ないのです。
比較的気楽
通常のSEはユーザが他社です。
その為、「ちょっと工数が超過してしまった・・」などとなってしまった場合、今後の取引に影響が出る可能性があります。
要は、エンジニアにかかる責任が重いということです。
一方、社内SEの場合、ユーザは自社社員です。
もし、開発の遅れで、工数が超過してしまっても、迷惑がかかるのは、自社であり他社は関係ありません。
その為、今後の取引に影響が出ることもなく、「自社が困るだけ」、、要は自業自得です。
とはいえ、工数が超過しても良い訳ではありませんが、社内SEにかかる責任は少なく、比較的気楽に仕事が出来るでしょう。
給料が高い
社内SEは通常のSEに比べ、給料が高くなる傾向にあります。
というのも、社内SEを採用している企業は大企業などの、資本がしっかりとした会社ばかりだからです。
その為、職種的に年収が高いというよりは、平均年収が高い企業に勤めているから、給料が高いということになります。
さらに、残業時間の少なさを考慮すると、より給料の高さが引き立つはずです。
転職サイト「DODA」によるとプログラマーとSEの平均年収が448万円に対し、社内SEの平均年収は514万円あると書かれています。
約60万円の差がありますね。
昇給もあがりやすく、将来的には年収700万も狙えるでしょう。
社内SEに転職するには
先に言っておきますが、社内SEへの転職は通常のSEに比べ、難易度が高いです。
とはいえ、IT業界経験者であれば、十分可能性はあります。
ただし、正しい方法で転職活動を行えなければ、経験者といえど失敗するばかりでしょう。
その為、社内SEの転職難易度と仕事内容をしっかりと理解し、転職活動をするのがベストと言えます。
詳しいことは、こちらの記事に乗せていますので、是非ご覧ください。