現代は日々IT技術が進歩している世の中です。
そんな中でAI(人工知能)が存在感を出してきており、10年後には世の中の仕事の半分は、奪われているとも言われていますね。
プログラマーもAIによって仕事が奪われ、「なくなる」と書いてある本も存在します。
しかし、実際にはどうなのでしょうか。
現役エンジニアである私が真実をお教えします。
目次
10年後もプログラマーはなくならない!
結論から言うと10年後に、プログラマーという職業がなくなっている可能性は低いでしょう。
確かにAIの進化はすさまじいものですが、「こういうプログラムを作りたい!」となった時に細かい仕様までカバーできないからです。
顧客からの要望を細かい所までプログラミングする為には、人と人とが話し合いながら進めて行くしかなく、10年後のAIでは真似出来ない可能性が高いです。
しかし、簡単なプログラムに関してはAIにも出来るようになっているでしょう。
その為、あくまでも補助的な役割でプログラマーを助けるようになってくると思います。
ITの発展によって、プログラミングの補助ツールも増えて行くため、簡単なプログラムで複雑なシステムを作ることも可能になり、プログラマーになるためのハードルが下がってくるのではないでしょうか。
とはいえ、20年・30年たってくるとわざわざ人がやらなくても、AIがある程度のことをやってくれる可能性はあります。
20年後・30年後は厳しい人も出てくる
10年後であれば、プログラマーはなくならないと言えるでしょう。
しかし20・30年たってくると、生き残るのが厳しい人も出てくるかもしれません。
スキルが低い方などは、他のプログラマーやAIに仕事を追われることになるでしょう。
そのようにならない為にも、今の内から将来のことを見据えて行動することが大切です。

ITエンジニアとして生き残るには
20年・30年後にプログラマーとして生き残る為には、大きく分けて、2つの方法があります。
・SEやPLなど設計やマネジメント側にまわる
それでは上記の2つについて解説していきます。
周りが真似できないスキルをつける
あなたにしか出来ない技術をもつことが大切です。
他の人では実現できない技術を身に着ければ、替えがきかない為、将来性のあるプログラマーになれるでしょう。
後の項目でどのようなことを勉強をすれば良いのか書いていますので、よかったらご覧ください。
SEやPLなど設計やマネジメント側にまわる
プログラマーは機械的にプログラムを書いていく部分がある為、
将来AIに仕事を奪われる可能性があります。
一方、顧客の要望をヒアリングする、SEやPLはAIには真似できません。
コミュニケーションを取りながら、「顧客が何を望んでいるのか」を考え、時には仕様漏れがないか確認しながら行わなければいけません。
それはAIには出来ないことなのはもちろん、システム開発に関する深い知識が必要なため、20年・30年後も生き残っていく職業になるでしょう。
将来性のあるジャンルは?
一口にプログラマーといってもWeb系やゲーム系など様々な種類があります。
その中でも将来的に需要が増していき、廃れずらいジャンルを紹介していきます。
クラウドエンジニア
クラウドとはインターネットなどのネットワーク経由で利用者にサービスを提供する形態です。
有名なもので言ったら、GmailやiCloudなどでしょう。
上記の二つのサービスはインターネットを経由してメールや写真の保存などのサービスを行っていますよね。
クラウドエンジニアは上記で説明したクラウドサービスの環境を整えるのが仕事です。
これから先は様々な企業が経費削減の為、クラウドサービスを使うようになってきます。
その為、クラウドに精通したエンジニアの需要が高まっていくはずです。
AIエンジニア
将来の人間の職業を奪う存在としてAI(人工知能)があります。
AIは人間と同じように考え、学んで仕事をしていくプログラムです。
30年後の未来は現在ある職業の半分はなくなっていると言われているのにもAIが大きく関わっています。
そんなAIですが、突然生まれてくるわけではありません。
当然開発者が存在します。
それがAIエンジニアです。
これからの将来、業務の効率化を図ろうと、多くのAIが誕生するでしょう。
その為、需要も日々増していき、その中でAIに強いエンジニアがいるのであれば、重宝されるでしょう。
将来性のあるプログラマーになるには
これから先の未来でも通用していけるプログラマーになるには、下記の3つがあります。
・プログラミングスクールに通う
・会社で経験を積む
この中の「自分で勉強」ですが、かなり根気がある人でなければ厳しいでしょう。やる気がなくなって辞めてしまうことも珍しくありません。
他の二つに関しては現役エンジニアである私もおすすめしていますので、ご自身に合った方を選びましょう。
プログラミングスクールに通う
私がオススメする1つ目の方法として「プログラミングスクールに通う」を推します。
「自分で勉強」でやる気がなくなる原因として、「行き詰る」ことが挙げられます。プログラミングを進めることが出来ない為、嫌になってしまうんですよね。
私もそのような経験があったのでよくわかります。
その点プログラミングスクールですと、わからない所はITに精通した方に聞くことができます。スクールによっては現役のITエンジニアが教えてくれる場合もあります。
例えばtech boostオンラインなどはインターネットで受講できるスクールで場所を選ばないため、時間がない方や地方の方はオススメです。
また実際に学校に行き学びたい方はTECH::CAMP(エンジニアスクール) などがおすすめです。
講師もIT技術に精通している為、質問があればその場で聞くことができます。
会社で経験を積む
正直会社で経験を積むことが、エンジニアとして成功する一番の近道です。
しかし、会社によってはテストなどスキルがつかないことばかりやらされる会社もあります。
特に客先常駐企業にありがちです。詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
そのような場合は転職を考えるべきです。
一度IT会社での経験があるのであれば、下手に求職サイトやハローワークで探さず、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントでは、あなたの特性に合った求人をプロが紹介してくれます。
また非公開求人といって、一般には公開されていない優良求人も紹介してくれるため、ホワイトIT企業に入社しやすいはずです。
求人の紹介だけでなく、
・企業の情報(得意な言語やジャンルなど)
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登録しておいて損はないので、登録をしておくべきでしょう。
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現役ITエンジニアが選ぶ!転職エージェントおすすめ6選
まとめ
いかがだったでしょうか。
まずタイトルでもある結論として10年後にプログラマーという職業がなくなっている可能性は低いでしょう。
しかし、20年・30年後にはスキルのないプログラマーは職を追われる危険性があります。
その為、プログラミング能力を向上させながら、SE・PLにステップアップすることを目指しましょう。
プログラマーからのキャリアアップとは?SE・PL・PMの違いを解説