✅下記のような人向け
・成長しないプログラマーの特徴が知りたい方
・成長するプログラマーの特徴が知りたい方
・プログラマーとして成長する方法が知りたい方
プログラマーには「仕事が出来る人」「仕事が出来ない人」がいます。
当然、個々の才能が違いますから、差が生まれるのは仕方がありません。
しかし、「出来る人」は才能だけで成長していったのではありませんよね。
成長しない人は成長する人に比べて、思考や行動に違いがあるのです。
また成長するプログラマーについても解説しますので、そちらもセットでご覧ください。
成長しないプログラマーの特徴
成長しないプログラマーは出来る人に比べ意識の違いや習慣の違いがあります。
✅成長しないプログラマーの特徴
・目的を理解していない
・プログラミングが嫌い
・同じ手段を使おうとする
・周りの意見を聞かない
・コードをコピーして使う
・検索スキルが低い
・基礎を完璧にし進もうとする
・質問能力が低い
・仲間づくりをサボっている
上記の通り。
皆さんもそうならないよう気を付けましょう。
システムの全体像を理解しようとしない
プログラマーとして仕事をしていると、
出来上がっているシステムの一部分の変更など日常的によくあることです。
そんな案件の場合、システムの全体像を把握せずに仕事を進められることもあります。
しかし、全体像を理解しないとプログラムがどのように出来ているかを理解できない為、成長が望めません。
要は自分が知らない、技術を使ったシステムも吸収することができないということです。

目的を理解していない
プログラムには業務短縮やサービス向上などの何かしらの目的があります。
その目的を知らずにプログラミングを始めてしまうと、設計ミスや不具合(バグ)が大量に出てきてしまうのです。
その為、不具合や設計ミスをなくす為に目的を理解することが重要になります。
プログラミングが嫌い
プログラミングが嫌いな人は成長も遅いです。
嫌いな仕事の為、集中力が長く続かず仕事も捗りません。
また、仕事が終わると、嫌いなことからは目を背ける為、頭の中で考えることもなくなります。

同じ手段を使おうとする
プログラミングには同じ結果を求めていても、様々な手段があります。
成長できない人は自分が知っている手段を毎回使うため、新しい技術を取り入れることが出来ないのです。
もし、より処理が早い方法があったとしても、取り入れる気がないのですからスキルUPは望めないですよね。
周りの意見を聞かない
周りに言われた意見を聞かず「こっちの方が良い」と勝手に自己判断してしまう人は成長できません。
また周りに質問しない方も同様です。
わからない所で悩んでいても解決しないことが多いのですから、考えることも大切ですが、すぐに意見を聞くことも覚えておきましょう。
新しい技術とは他人から学ぶことが一番多いはずですからね。

コードをコピーして使う
現代の世の中は昔と違ってインターネットに情報があふれています。
その為、わからないことがあればネットで検索し知識を得ます。
このこと自体は現在のプログラマーでは当たり前のことなので、問題ではありません。
しかし、ネットにはコピペするだけで動くコードが用意されています。
その意味を理解せずコピーして使用すると「理由はわからないが正常に動作している」といった状態になることもよくあります。
これでは、ネットにのっている技術を自分自身に取り込めていませんよね。

検索スキルが低い
プログラマーにとって「検索スキル」は非常に重要です。
システム開発の時にプログラミングをしていると、必ずわからない部分が出てきます。
そんな時は、インターネットで検索して情報を得るものです。
しかし、検索スキルが低いと目的の情報に中々たどりつけず、開発が遅れてしまう原因にもなってしまいます。
検索スキルをあげる為には、ある程度のIT知識がないと厳しい場合もある為、資格などを取得し勉強した方が良いでしょう。

基礎を完璧にしてから進もうとする
基礎を完璧にしてから先に進もうとするのは成長速度を遅らせる原因になります。
一見、初心者にはよい勉強方法のように見えますが、プログラマーの世界ではしない方がよいとされています。
というのも、プログラマーにとっては基礎は「大量にある」かつ「難しいものもある」からです。
なので、基礎を完璧にするのに莫大な時間がかかってしまいます。
しかも、基礎的な部分はインターネットで検索すれば簡単に出てくる為、わからなくなった時に調べればいいのです。
基礎の勉強をみっちりやるより、めちゃくちゃでも良いのでソフトを1つ作り上げた方がよっぽど自分の為になるでしょう。
質問能力が低い
分からない部分があるときは、人に聞くのが一番の成長方法です。
しかし、質問能力が低いと相手に自分の意図が伝わらず結局何も得ることは出来ません。
おそらくあなたの周りでも質問の仕方が下手な人がいると思いますが、優秀な人はいないのではないでしょうか。
これはプログラマーに限らず全ての職種に言えることでしょう。

仲間づくりをサボっている
気の合う仲間を作らないと周りの成長に置いて行かれます。
仲間は質問を気軽に聞ける相談相手として非常に重宝します。
違う質問であっても連続で同じ人に聞き続けるって辛いですよね。
「めんどくさくないかなー」と考え、ちょっと引いてしまいます。
しかし、気の合う仲間がいると、ガンガン聞けますよね。
結局、プログラマーの成長は周りにどんだけ質問するかにもかかってくるのです。
また質問に答えることもあなたの成長に繋がります。
自分が知っていることであっても、声に出して話すことによって復習になるのです。
また相手にわかりやすく伝える為に考えるながらしゃべることで、知らぬまに自分も成長していますよ。
成長するプログラマーの特徴
成長するプログラマーはその他と比べ意識の違いや習慣の違いがあります。
✅成長するプログラマーの特徴
・仕事以外でもプログラムを作っている
・全体像を把握している
・色んな方法でプログラミングしている
それでは見ていきましょう。
プログラミングを楽しめる
プログラミングを楽しんで作れる人は成長しやすい特徴があります。
それはなぜなのでしょう。
楽しみながらやる人はプログラミングについてよく考えるからです。
楽しいことはよく思い出しますよね。それと同じです。
要は、「あれはどうやってやるんだろう」「実現方法はどうしようか」など、頭の中で自然とイメージトレーニングしている状況になります。
それによって、プログラミングのイメージがつけやすくなったり、実際にインターネットで検索したり、などしてスキルがUPしていくんですね。
仕事意外でもプログラムを作っている
仕事の出来るプログラマーは趣味や副業などで、アプリやシステムを作っている方が多いです。
これは単純にプログラミングする時間が長いから成長する、というのはわかるかと思います。
また趣味や副業で行うことによって、会社から嫌々ではなく自発的に始めたことなので、やる気にも繋がるのです。
全体像を把握している
プログラマーをしているとよくあるのが、既存のプログラムの一部分の変更。
これは1部分しか変更しないので、全体像を把握しなくても出来てしまうことも珍しくありません。
しかし、これではそのアプリやシステムが何故動いているのかわからない為、成長が止まってしまいます。
成長する人は、全体像を把握しようと努力します。
システム全体を知ることで、「こういう作り方があるのか」など新しい発見をしていき、自分の知識を増やしていくのです。
色んな方法でプログラミングをしている
1つの結果を得る為に同じ手段をとり続けると、それしかできない人になります。
確かにその手段が最善であれば良いのですが、色んな手段を知っていないと、なにが最善かわからないですよね。
出来る人は1つの手段だけでは飽きてしまい、他の手段を模索します。
その結果として、色んな方法でアプリを作成でき、また処理が早く無駄のないコードを作れるようになるのです。
プログラマーは4つの出来事で成長する
プログラマーが成長する瞬間は4つあると言われています。
✅プログラマーが成長する瞬間
・出来るプログラマーのコードを見ている時
・壁にぶち当たった時
・コードレビューしてもらっている時
上記の通りです。
これらのことを頭に入れておきながら勉強すると良いでしょう。
それでは詳しく見ていきましょう。
自分の知らないコードに出会った時
プログラマーをしているとよくあるのが、既存のプログラムの1部分の変更。
元々完成されていたアプリケーションなので、他の誰かがプログラミングを行っています。
ということはあなたが知らない技術が使われている可能性があるということです。
そんな時、知らない技術を使って、プログラミングをしていると、自然と成長していけます。
しかし、知らないコードなので扱うのが大変なはずです。
そんな中で自分が知っている技術に逃げても成長はしないでしょう。
成長したいのであればどんどん技術を取り入れ実践に使うのがベストです。
また、アプリケーションやシステムを開発するときに、指定された手段を使うように指示されることも珍しくありません。
例えば計算の結果、最終的に「2」になるアプリを開発するよう依頼されたとします。
一番簡単な方法は「1+1」をすることです。結果は「2」ですね。誰でもわかると思います。
しかし、顧客から「1+1-1」で「2」を計算して欲しいと手段を指定されることがあります。
結果「2」を計算する為の手段「1+1-1」は「1+1」より複雑ですよね。
このような時は難しい手段を取らざる終えないので、強制的に成長させられることになります。
出来るプログラマーのコードを見ている時
出来るプログラマーが書くコードは素晴らしいものです。
無駄のない設計に、処理の早さなどを計算して開発しています。
また今後、機能の変更があった時などに、簡単に修正できるように後々のことも考えたコードになっています。
そのような素晴らしいコードに出会ったときに、「こんな設計の仕方があるのか」と感じるはずです。
わかりやすいコードが出来上がっているはずなので、あなたも他人が見てもわかりやすく設計するように心がけるようになるでしょう。
素晴らしいコードを書くヒントは素晴らしいコードです。
ベテランの技術・知識を取り込めるように理解を深めましょう。
壁にぶち当たった時
プログラミングをしていくと、いつか必ず壁にぶち当たります。
どうすれば実現するのか全くわからない状態ですね。
そんな時、インターネットや書籍で調べるのが普通でしょう。
その行為自体があなたに技術や新知識をもたらしているはずです。
私も、プログラミングをしていると、よく壁にぶち当たります。
上司やインターネットで調べ解決し、また同じ課題が出た時、難なく突破できるようになっているんですね。
それが成長している習慣ですよ。
コードレビューしてもらう
コードレビューとは自分が書いたコードを他の人に見せ、評価してもらうことです。
自分とは違った意見が出たり、よりよいコードを教えてもらえるので、非常にためになります。
正直、自分の成長にはかなり手っ取り早い方法です。
また「コードレビューがある」と知ると、人に見られるので、「なるべく良いコードにしよう」と心がけるようになります。
それがまた自分自身の成長にも繋がるわけですね。
プログラマーとして成長する効率的な方法
プログラマーとして大きく成長する方法は2通りあります。
1つ目は「ホワイトIT企業に転職すること」です。
ホワイトIT企業では上流行程から下流行程までシステムの全体を開発している企業が多い為、様々なことが体験でき自身のスキルアップにも繋がります。
またホワイトIT企業では退職者が少ないため優秀なエンジニアが数多くいるのも特徴です。
そのような環境で仕事をしていくと、不明点はすぐに質問できたり、不具合があったら指摘もしてもらえる為、あなた自身も優秀なエンジニアに近づくことができます。
なお、「ホワイトIT企業はどうやって見つけるんだ」と思われる方もいるでしょうが、正直WORKPORTなどの転職エージェントを使えば簡単でしょう。
そして2つ目はプログラミングスクールに通うことです。
スクールは現役のITエンジニアが直接教えてくれる所も多く、自身のスキルアップも爆速で進みます。
自分が伸ばしたいスキルをコースによって選べるので今いるorこれから入社する企業が得意なシステムを調べ勉強しておくのも手ですよ。
✅スキルアップにオススメのプログラミングスクール

TECH::CAMP(テックキャンプ)
CodeCamp(コードキャンプ)
